詩を味わう『ポケット詩集』?
詩を味わう『ポケット詩集』? 011:生きる ― 谷川俊太郎
詩を味わう『ポケット詩集』? 011:生きる ― 谷川俊太郎
より抜粋
- 「生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと」
以上、引用は、田中和雄 編『ポケット詩集〈2〉』P42より
そうだよねえ?
生きるって、この詩のようなことだよね
この詩を読んで
生(せい)を生きました
この詩を読むことがまさに生きるということ
詩を味わう『ポケット詩集』? 010:うさぎ ― まど・みちお
詩を味わう『ポケット詩集』? 010:うさぎ ― まど・みちお
より
- 「うさぎに うまれて
うれしい うさぎ
はねても
はねても
はねても
はねても
うさぎで なくなりゃしない
うさぎに うまれて
うれしい うさぎ
とんでも
とんでも
とんでも
とんでも
くさはら なくなりゃしない」
以上、引用は、田中和雄 編『ポケット詩集〈2〉』P38、39より
読んだそのままの詩ですねえ
とくに難しいこともないです
そのままです
言葉通りです
詩を味わう『ポケット詩集』? 009:われは草なり ― 高見順
詩を味わう『ポケット詩集』? 009:われは草なり ― 高見順
より抜粋
- 「われは草なり
伸びんとす
伸びられるとき
伸びんとす
伸びられぬ日は
伸びぬなり
伸びられる日は
伸びるなり」
以上、引用は、田中和雄 編『ポケット詩集〈2〉』P34より
草が存在するのは、それは必要だから
この世に必要のないものなどない
そしてその価値はみんな等しい
価値に差があると思うのは
錯覚である
そして
生きることは 美 であり
生きるこことは 楽しい
詩を味わう『ポケット詩集』? 008:ひとり林に…… ― 立原道造
詩を味わう『ポケット詩集』? 008:ひとり林に…… ― 立原道造
より抜粋
- 「だれも 見ていないのに
咲いている 花と花
だれも きいていないのに
啼いている 鳥と鳥
通りおくれた雲が 梢の
空たかく ながされて行く
青い青いあそこには 風が
さやさや すぎるのだろう」
以上、引用は、田中和雄 編『ポケット詩集〈2〉』P32、33より
わたしがひとり林にいたなら……
まず樹の精に問いたい
きみはそこにいるのかと
そして風の精に問いたい
その風のどのあたりにいるのかと
詩を味わう『ポケット詩集』? 007:素朴な琴 ― 八木重吉
詩を味わう『ポケット詩集』? 007:素朴な琴 ― 八木重吉
より
- 「この明るさのなかへ
ひとつの素朴な琴をおけば
秋の美しさに耐えかねて
琴はしずかに鳴りいだすだろう」
以上、引用は、田中和雄 編『ポケット詩集〈2〉』P30より
琴って春のイメージがあるけど
秋の琴ってどんなだろう?
この明るさって、どのくらいの明るさ?
秋だからそんなに明るくないかな
なぜ琴は素朴なのだ?
秋は煌びやかとはかけ離れている?
でも美しい秋とは
紅葉のことだろう
詩を味わう『ポケット詩集』? 006:花 ― 村野四郎
詩を味わう『ポケット詩集』? 006:花 ― 村野四郎
より抜粋
- 「いちりんの花をとって
その中を ごらんなさい
じっと よく見てごらんなさい
花の中に町がある
黄金にかがやく宮殿がある
人がいく道がある 牧場がある
みんな いいにおいの中で
愛のように ねむっている」
以上、引用は、田中和雄 編『ポケット詩集〈2〉』P28より
綺麗な花を見て感動して
写真家なら写真を写して
2次元平面に残すが
詩人はそれを言葉に紡ぐ
紡がれた言葉は
読む人のイメージの中で
詩を味わう『ポケット詩集』? 005:雲の信号 ― 宮沢賢治
詩を味わう『ポケット詩集』? 005:雲の信号 ― 宮沢賢治
より抜粋
- 「あ々い々な、せいせいするな
風が吹くし
農具はぴかぴか光っているし
山はぼんやり
岩頸だって岩礁だって
みんな時間のないころのゆめをみているのだ
そのとき雲の信号は
もう青白い春の
禁慾のそら高く掲げられていた
山はぼんやり
きっと四本杉には
今夜は雁もおりてくる」
以上、引用は、田中和雄 編『ポケット詩集〈2〉』P26、27より
ん?正直言って何を言いたいのかがわかりません。(^-^;
詩を味わう『ポケット詩集』? 004:六月 ? 茨木のり子
詩を味わう『ポケット詩集』? 004:六月 ? 茨木のり子
より抜粋
- 「どこかに美しい村はないか
一日の仕事の終わりには一杯の黒麦酒
鍬を立てかけ 籠を置き
男も女も大きなジョッキをかたむける」
以上、引用は、田中和雄 編『ポケット詩集〈2〉』P24より
探しているということは、ないということで
さらに、ほしいということ
六月は季節で
この詩は季節をそんなふうに
表現しているのだろうか?
どこかにこんなのないかな?
と感じる季節が六月なのかな
詩を味わう『ポケット詩集』? 003:山林に自由存す ― 国木田独歩
詩を味わう『ポケット詩集』? 003:山林に自由存す ― 国木田独歩
より抜粋
- 「山林に自由存す
われ此句を吟じて血のわくを覚ゆ
嗚呼山林に自由存す
いかなればわれ山林をみすてし
あくがれて虚栄の途にのぼりしより
十年の月日塵のうちに過ぎぬ
ふりさけ見れば自由の里は
すでに雲山千里の外にある心地す」
以上、引用は、田中和雄 編『ポケット詩集〈2〉』P22より
う?ん、同じ日本語なのに、微妙に意味がわかりません。(^-^;
現代語に訳したものが欲しいくらいです。
詩を味わう『ポケット詩集』? 002:二十億光年の孤独 ― 谷川俊太郎
詩を味わう『ポケット詩集』? 002:二十億光年の孤独 ― 谷川俊太郎
より抜粋
- 「人類は小さな球の上で
眠り起きそして働き
ときどき火星に仲間を欲しがったりする
火星人は小さな球の上で
何をしてるか 僕は知らない
(或いはネリリし キルルし ハララしているか)
しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする
それはまったくたしかなことだ」
以上、引用は、田中和雄 編『ポケット詩集〈2〉』P18、19より
なにゆえに二十億光年なんだろう?
これって何の距離?