詩を味わう『ポケット詩集』 031:ぼろぼろな駝鳥 ― 高村光太郎

詩を味わう『ポケット詩集』 031:ぼろぼろな駝鳥 ― 高村光太郎

より抜粋

    「何が面白くて駝鳥を飼うのだ。
    動物園の四坪半のぬかるみの中では、
    脚が大股過ぎるじゃないか。
    頚があんまり長過ぎるじゃないか。
    雪の降る国にこれでは羽がぼろぼろ過ぎるじゃないか。」

以上、引用は、田中和雄 編『ポケット詩集』P136より

それがそれで一番あるときに

あるいは

そのひとがそのひとで一番あるときに

ものもひとも

一番輝くのかもしれません